連続テレビ小説『ばけばけ』の場面カット (C)NHK
連続テレビ小説『ばけばけ』の場面カット (C)NHK

 俳優・高石あかりが主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜は1週間の振り返り/月~金 前7:30 NHKBS、BSプレミアム4K)の第114回が12日に放送され、トミー・バストウ演じるレフカダ・ヘブンに日本名「雨清水八雲」が贈られる展開が描かれた。さらに、小日向文世演じる松野勘右衛門の思わぬ近況も明らかになり、SNSでも驚きと感動の声が広がった。

【写真】まさか…新事実が判明したキャラクター

 本作は、松江で生まれ育ったヒロイン・松野トキ(高石)が前向きに生きながら、世界を転々とした末に日本へたどり着いた外国人英語教師と出会い、“怪談好き”という共通点をきっかけに心を通わせていく物語。松江の没落士族の娘・小泉セツと作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに大胆に再構成し、登場人物名などを一部改称したフィクションとして描く。脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 第114回では、ヘブンが日本人になる許可を得るため、トキとともに知事・江藤安宗(佐野史郎)を訪ねるが、取り付く島もなく一蹴される。トキは錦織友一(吉沢亮)に協力を求めようと松江中学校を訪れるものの、ここでも断られ、失意の中にいた。

 そんな2人のもとに勘右衛門が現れ、ヘブンに日本名を考えてきたと告げる。その際、トキたちが熊本にいる間に勘右衛門が上野タツ(朝加真由美)の籍に入り、「上野勘右衛門」となっていたことも明らかになった。ヘブンから仕送りを受けている立場のまま松野家の籍にいると、かつての“ラシャメン騒動”のような問題が再び起こりかねないと考えたためだという。

 勘右衛門はトキに「おじょ、幸せになりなさい」と語りかけ、ヘブンにも「よう日本人になると決めてくれた。必ず幸せな家庭を築くんじゃぞ」と言葉を送る。そして筆を執り「雨清水八雲じゃ」と命名。「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」という『古事記』に載る日本最古の和歌にちなむ名前だと説明した。

 ヘブンは「ヤクモ、スバラシ。ワタシ、ニホンジンニナッタノキモチ」と感激。勘右衛門も「その名に恥じぬようにな、八雲」と初めて「ペリー」ではなく名前で呼びかけた。史実でも「小泉八雲」の名は妻セツの養祖父が和歌にちなんで名付けたとされており、今回の展開はそれをベースにした描写となっている。SNSでは「八雲爆誕」「おじじ様がまさかの婿入り」「ペリー呼びが伏線だったのか」「おじじ様の変化は放送当初からは考えられない」などの声が相次ぎ、勘右衛門の決断とヘブンの新たな名前に大きな反響が寄せられている。