20世紀初頭、日本からパリに渡り、夢を追いかける2人の少女、フジコと千鶴の姿を描く長編アニメ映画『パリに咲くエトワール』(3月13日公開)。『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と、『魔女の宅急便』などのキャラクターデザインを手がけた近藤勝也らベテランスタッフが作り上げた原作のないオリジナル作品だ。谷口監督はこう語る。「より幅広い層の人たちに楽しんでもらうには、異世界転生やチート能力、ロボもいらない」。原作のあるアニメが多い現代で、なぜ谷口監督はオリジナル作品にこだわったのか。そこには監督が抱く危機感があった。(取材・文 共同通信=高坂真喜子)
【パリに咲くエトワール あらすじ】
20世紀初頭のパリに、日本から来た2人の少女が暮らしていた。画家を夢見るフジコと、武家の家系に生まれ、なぎなたの名手ながらバレエに心惹かれる千鶴。2人は夢に向かって歩き出すが、ある日、フジコの保護者である叔父が失踪してしまった。2人はそれぞれの夢をつかむことができ...













