俳優の黒木華、勝地涼、鈴木浩介が13日、都内で行われた舞台『NORA』の制作発表会見に参加した。
【集合ショット】カワイイ…!花束を手に笑顔をみせる黒木華ら
現在ヨーロッパで注目を集めるロシア出身の演出家ティモフェイ・クリャービンが演出を手掛ける舞台『NORA』。ヘンリック・イプセンの名作『人形の家』を現代のスマホ中心の生活に移して描き、ティモフェイ・クリャービンの代表作となっている。『人形の家』は、1879年ノルウェーで生まれたヘンリック・イプセンが「父権的な家庭からの脱却」や「女性の自立」を描いた先駆的な作品で、現代のトロフィーワイフ的な扱いを受けるノラがあることをきっかけに夫・ヘルメルの元から離れていく物語。今公演のタイトル『NORA』は、この『人形の家』の主人公「ノラ」の名前に由来している。2019年に全編手話で上演した『三人姉妹』をひっさげ来日し、観客を驚かせたクリャービンの演劇的仕掛けが本作でも展開される。
タイトルロールであり、主人公のノラを演じるのは黒木。ノラの人生を翻弄する登場人物、銀行の頭取にまで上り詰めるも妻をお人形扱いする残念な夫ヘルメルを演じる勝地、みじめな境遇から抜け出すために足掻くもうまくいかないノラの友人クリスティーンを瀧内公美、さらに、とある秘密を武器に執拗にノラを追い詰めるクログスタを鈴木が演じる。
“古典”と呼ばれる会話劇をティモフェイは、大胆にメッセンジャーやフェイスタイムというSNSでテキストを送り合う“今ならでは”のコミュニケーションで表現をする。セリフの8割は物語の登場人物たちが手元のスマートフォンを用いてやりとり。登場人物らが打つスマホの画面はリアルタイムで舞台上にあるスクリーンに映し出される。
鈴木は「スマホで打ち込んで皆さんに観ていただくという演出を聞いて、一瞬、セリフを覚えなくてもいいのかなと思ったんですけど、リアルタイムに打ち込むという。お客さんを飽きさせないように、ものすごい速度で打ってくれと言われまして(笑)。52歳にして急に早打ちに挑戦する…。どんなに急がずに入れたとしても打ち間違えが増えてきた年。それが、ちゃんとせりふを伝えて、ものすごい速度で会話をするのでに今、絶望しております」と苦笑いを浮かべていた。
流れで早打ちが得意か、という質問が黒木と勝地にも飛んだ。黒木は「フリック入力ができなくて…。さっき聞いたんですけど打ち方は問わないということなので(笑)」と話しながらも「記者発表会が終わってから誰かに早打ちで送りたい。それこそ(別の仕事で欠席となった瀧内)公美ちゃんに『こういうことがあったよ!』送り続けたいと思います」と意気込み。勝地もフリック入力ができないそうだが「授業中にケータイをいじっちゃいけないんですけど、昔ガラケーだった時代にノールックで打てるぐらいにすごかった。押すのでいいのであれば、すごく早い自信があるんですけど…。画面も映るのでフリック入力を鍛えなきゃと思います。ガラケーだったら…!」と話して笑わせていた。
舞台『NORA』は、7月に東京芸術劇場で上演される。
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