段ボールベッドの強度を確認する参加者=島根県邑南町日貫、日貫公民館
段ボールベッドの強度を確認する参加者=島根県邑南町日貫、日貫公民館

 島根県邑南町の公民館の防災備蓄品について理解を深める研修会がこのほど、同町日貫であり、参加した約20人が段ボールベッドなどの使い方を学ぶなど有事への備えを確認した。

 防災担当の町職員らが、各公民館に備蓄されている約20種類の備品を紹介した。参加者はプライバシー保護のためのついたてや非常食といった防災用品のほか、カセットガス2本で動く発電機や蓄電式のランタンなど日頃はなじみのない備品の性能を学んだ。

 大型ついたてや段ボールベッドの組み立ても体験した。ベッドは職員らの指導を受け、3分ほどで完成させた。職員が「大人が寝転んでも耐えられる」と説明すると、参加者は実際にベッドに寝転んだり座ったりして、強度に驚いていた。

 参加した同町日貫の松本一男さん(79)は「近年の防災用品は性能が良くて驚いた。日頃から使い方を理解しておかなければいけない」と気を引き締めた。研修会は東日本大震災が発生した11日を前に、災害や防災への意識を高めようと、ひぬい自治会と公民館が共催した。(吉野仁士)