連続テレビ小説『ばけばけ』の場面カット (C)NHK
連続テレビ小説『ばけばけ』の場面カット (C)NHK

 俳優の高石あかり(※高=はしごだか)主演を務める、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第124回が、26日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

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 本作は、松江で生まれ育ったヒロイン・松野トキ(高石)がつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪談好き”という共通点から次第に心を通わせていく物語である。小泉セツとラフカディオ・ハーンをモデルに、オリジナル脚本で描かれる朝ドラ通算113作目となる。

 第124回では、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)からヘブン(トミー・バストウ)の回顧録を書くよう依頼されたトキが、後悔の念から何も語れない姿が描かれた。ヘブンの人生を台無しにしてしまったと自責の念にとらわれるトキに対し、司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)は楽しかった思い出を振り返るよう促すが、トキはそれらをすべて否定してしまう。

 それでも周囲に背中を押され、少しずつ記憶をたどり始めるトキ。しかし口から出るのは懺悔の言葉ばかりだった。「出会った頃のヘブンさんは…自由で愉快な人で。そげな人を縛りつけてしまったのは、この私でした」と語り、和服から洋服へ着替えさせたことや、「怪談」を書かせたことなど、過去の選択を悔やみ続ける。

 家族は「反省でも後悔でもええ。話したら少しは楽になる」と寄り添うが、トキの思いは晴れないまま。かつての幸せな日々さえも「縛り付けた」と否定する姿が、重苦しい余韻を残した。SNSでは放送後、「もう明日が最終回だけど大丈夫そ?」「最後はトキの笑顔がみたいよ」「どんな最終回になるか読めない」といった声が相次ぎ、最終回を目前に不安と切なさが広がっている。