『葬送のフリーレン』公式インタビュー公開
『葬送のフリーレン』公式インタビュー公開

 テレビアニメ『葬送のフリーレン』第2期の放送終了を記念して、種崎敦美、市ノ瀬加那、小林千晃の公式インタビューが公開された。2027年10月放送の第3期【黄金郷編】への意気込みも語っている。

【画像】見たことない!フェルンのデート服 公開された『フリーレン』場面カット

――第2期全体を振り返って、どんな物語だったと感じていますか?

種崎敦美(以下、種崎):
「第2期は、静かな時間の積み重ねと、息をのむようなアクションが同居していた印象です。全10話とは思えないほど、1話1話が本当に濃密でした。第1期が終わった時は「Anytime Anywhere」(第1期EDテーマ)のように、どこか切なさを抱えていた感覚があったのですが、第2期の収録を終えた今は「The Story of Us」(第2期EDテーマ)が象徴するように、もっと前向きで、未来へ進んでいく感覚があった。“みんなの想いを、私がどこへでも連れていける”そんな気持ちで締めくくれたことが、何より印象的です。」

市ノ瀬加那(以下、市ノ瀬):
「フェルンにとって、第2期は新しい一面が見えたシーズンでした。たとえば、シュタルクに向けた「私、明日暇なんですけど。構ってください」というセリフ。第1期ではきっと出てこなかった言葉ですよね。3人で旅を重ねる中で、絆が深まり、距離が縮まったからこそ、あんなふうに素直な言葉が出てきたんだと思います。強くてしっかり者なフェルンが、少しずつ甘えたり、心を開いたりする。その変化を丁寧に描いていただけたのが第2期だったのかなと感じています。」

小林千晃(以下、小林):
「シュタルクにとっては、“成長”をはっきり感じられる物語でした。戦うことへの恐怖や、逃げ出したくなる気持ちは今も変わらない。でも、それでも一歩踏み出す。フリーレンとフェルンを庇い、時には背中を預け合いながら前に出る。そんな姿が確実に増えました。それは演じていても、とても大きな変化として感じていました。同時に、本音をまっすぐ伝えられるようになったことも印象的です。フリーレンに「ちゃんと(フェルンの)親をやれているよ」と伝えたり、フェルンに「どうしても喜んでほしかったんだ」と素直に打ち明けたり。少し不器用だった少年が、経験を重ねる中で、きちんと言葉を選び、想いを届けられるようになっていく。その過程がとても丁寧に描かれていたと感じています。」

――続編となる「黄金郷編」の制作が決定しました。発表を受けての意気込みをお聞かせください。

種崎:
「正式に「黄金郷編」が決まったと聞いたとき、「本当にやるんだ」と。素直にうれしかったですね。第2期を終えて、心に残ったいちばんの感情が“楽しかった”だったからこそ、その続きをまた演じられることが本当にうれしい。正直、今はまだ具体的な覚悟や感情がどうなるのかは分からないんです。第1期と第2期でも、終わった後の自分の気持ちは全然違いましたし、きっとまた違う景色が見えるはず。だからこそ楽しみですし、とにかく精いっぱい向き合いたいと思っています。頑張ります!」

市ノ瀬:
「原作を読んでいる身としては、「あの黄金郷をどう映像化するんだろう?」というワクワクがまずあります。一読者として、純粋に早く観たい気持ちが大きいです。フェルンとしても、きっとまた新しい局面を迎えるはず。まだ言葉にできることは多くありませんが、精いっぱい向き合っていきたいと思います。みなさんもぜひ想像しながら、楽しみに待っていただけたらうれしいです。」

小林:
「第2期ラストで登場したデンケンが中心になっていく予感もありますし、これまでとは異なる視点で『葬送のフリーレン』の世界を味わえるのではないかと感じています。アニメならではの演出やオリジナル要素もきっと加わるでしょうし、いち視聴者としても本当に楽しみです。シュタルクとしても、その中でどう在れるのか。ワクワクしながら、しっかり向き合っていきたいと思います。」

――最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

種崎:
「今はまだ第3期 の収録も始まっていませんが、きっとまた始まる前、収録中、そして終わった後で、自分の中の景色は変わっていくんだろうなと思っています。その変化さえも、今から楽しみです。観てくださっているみなさんも、きっとその時々で受け取るものが少しずつ違うはず。何度でも見返しながら、それぞれのタイミングで、この作品と出会い直していただけたらうれしいです。これからも一緒に旅を続けていただけたら幸せです。」

市ノ瀬:
「第2期をご覧くださったみなさん、本当にありがとうございました。第1期とはまた違い、第2期は3人の絆によりフォーカスが当たったシーズンだったと思います。そしてこれから始まる「黄金郷編」は、またガラッと空気が変わる物語になります。原作ファンのみなさんにとっても、長く心に残っているエピソードだと思いますし、私自身も映像でどう描かれるのか、とても楽しみです。これからも『葬送のフリーレン』をよろしくお願いします。」

小林:
「まずは第2期までご視聴いただき、本当にありがとうございました。そして第3期、「黄金郷編」の発表もありました。正直、現時点では僕らも詳しいことはまだ分かっていません。でも、第1期・第2期を観てくださったみなさんなら、マッドハウス制作陣と『葬送のフリーレン』の組み合わせが生み出す力を、きっと信じてくださっていると思います。僕らもその信頼とワクワクを胸に、次の物語に向かっていきます。ぜひみなさんも、その期待を持ち続けながら、第3期を楽しみに待っていてください。」