SNS型投資・ロマンス詐欺などの特殊詐欺は、ウェブ広告やSNSの投稿をきっかけに被害者側からアクセスするケースが目立っている。県警は「ラインに誘導されたら注意が必要だ」として警戒を呼びかける。
幅広い世代で、投資や副業への意識が高まっていることが背景にあるとみられる。2025年2月から12月ごろまでの間、暗号資産1298万円をだまし取られた松江市内の20代女性は、インスタグラムの「投資の紹介をする」との投稿に興味を持ち、メッセージを送信したことがきっかけだった。
同市内の70代男性は、インスタグラムの「優良株情報を無料で教える」という広告を入り口に、2500万円をだまし取られた。
共通しているのが、広告や投稿にアクセスした後、ラインに誘導されている点だ。犯人側は連絡を密に取り、信頼関係を築く。
集団心理を利用する手口もあり、男性は投資グループに招待され、グループの参加者が熱心に取引枠の予約依頼をしていたことなどから信用し、株の売買を決めたという。
県警生活安全部の小村智彦調査官は「実在する会社を名乗る広告が入り口となる場合もあり、わなはどこにでもある。自己防衛も必要だ」と話した。
(小引久実)













