「私はこれからも土俵に上がらない」。高市早苗首相は1月、福岡市で明言した。
師と仰ぐ故安倍晋三氏をはじめ歴代首相は、大相撲の初場所や夏場所を中心に、優勝力士に内閣総理大臣杯を授与してきた。史上初の女性首相の判断が注目されたが、昨年秋の就任以降、いずれも男性が代理として総理大臣杯を手渡した。
高市氏が見送りを決めたのは、大相撲の土俵の「女人禁制」を重視したためだが、過去にはこの伝統を「男女差別」だと反発した女性政治家も複数おり、議論を呼んだ。高市氏の決断の背景を探った。(共同通信=丹伊田杏花)
▽「男女平等の話ではなく、日本...













