世界遺産の石見銀山遺跡に関する歴史資料を電子データ化し、研究者や教育関係者に利用してもらうプロジェクトが地元の大田市大森町で動きだした。義肢装具製造「中村ブレイス」の中村俊郎会長(73)が集めた古地図や絵巻物など約300点の一部で、来年の世界遺産登録15周年を機に、研究の広がりが期待される。 (大田支局・錦織拓郎)

 同社役員らでつくる一般社団法人「石見銀山なかむら文庫」が、資料を管理している。石見や佐渡などを描いた鉱山絵巻、古地図や古文書など分野は多岐にわたり、高価な資料も含まれる。

 紙などの資料が劣化しないよう、...