任期満了に伴う浜田市長選と市議選(定数22)が17日、投開票される。市長選には届け出順に、元市議で無所属新人の西川真午候補(55)と、3選を目指す無所属現職の久保田章市候補(70)=自民、公明推薦=が立候補。現市政への評価や浜田歴史資料館(仮称)建設計画を巡って舌戦を繰り広げている。

 西川候補は、4月の自治区制度廃止への批判や計画が進む歴史資料館の建設反対を唱え、市政の変革の必要性を強調。特定の団体の推薦や支援は受けておらず、高校生までの医療費無料化、教育のデジタル化を生かした学力向上策、6次産業化による水産振興などを打ち出す。16日は市中心部を回り、午後7時半に松原町のちどり保育所駐車場で最終演説する。

 久保田候補は自民、公明両党、連合島根のほか、水産や農業など20団体の推薦を得て、高度衛生管理型荷さばき所と「はまだお魚市場」整備による水産振興の実績をアピール。子ども医療費の低減や不妊治療支援で子育て施策を充実させたと主張し、市政の継続を訴える。16日は市全域を一巡した後、午後5時にJR浜田駅前の銀天街で最後のマイクを握る。

 投票は市議選と合わせ、68カ所で17日午前7時から午後6時(25カ所は午後7時)まで。午後8時から黒川町の県立体育館で開票する。

 9日現在の選挙人名簿登録者数は4万4261人(男2万1133人、女2万3128人)。 (勝部浩文)

 

◆浜田市長選立候補者(上から届け出順、敬称略)

西川 真午(にしかわ・しんご)55歳、無新

 元市議。化学メーカーを経て、2006年に浜田市にUターン。地元工務店、ガス会社勤務を経て、17年の市議選で初当選。市長選出馬に伴い今年9月に辞職した。松原町。広島大大学院修士課程修了。

久保田 章市(くぼた・しょういち)70歳、無現

 全国市長会副会長。都銀勤務などを経て、浜田市政策アドバイザーを務め、2013年の市長選で初当選した。17年に再選。竹迫町。横浜国立大大学院博士課程を単位取得退学。当選2回