問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。

【問1】コロナ禍で疲弊した経済の立て直しに最も必要な政策は何か。

【問2】問1の回答理由は。コロナ後を見据え、山陰経済の持続可能性を確保するために必要なことは何か。

 

赤沢亮正氏(自民、前)

消費喚起と資金繰り

 コロナ禍での生活困窮者の支援はしっかりやる。一方、国民の家計には全体として約30兆円の超過貯蓄があると言われている。コロナ禍で「感染症に強い」と評価を高めた山陰への観光需要を全国的に盛り上げ、消費回復局面で貯蓄を山陰で消費してもらう。同時にコロナ禍で借り入れた山陰の事業者の資金繰りを支援する。

 

湯原俊二氏(立民、元)

生活困窮者への支援

 山陰経済の中心は農林水産業と中小零細企業が担っている。しかし、今の自民党政治は地方創生というスローガンばかりで実際の支援策はなく、地方は衰退の一途だ。このままでは米価が下がり、稲作農家は赤字で営農できなくなる。稲作農家への戸別所得補償制度を復活し、中小零細企業の社会保険料負担を軽減すべきだ。