量り売り用のドライフルーツやナッツが並ぶ店内に立つ青木麻衣さん=出雲市渡橋町
量り売り用のドライフルーツやナッツが並ぶ店内に立つ青木麻衣さん=出雲市渡橋町
自家製酵母のパンも並ぶ
自家製酵母のパンも並ぶ
量り売り用のドライフルーツやナッツが並ぶ店内に立つ青木麻衣さん=出雲市渡橋町 自家製酵母のパンも並ぶ

 必要なものを必要な分だけ買える量り売りの「バルクショップ」が、食品ロスやごみ減量の観点から注目されている。パン・菓子製造販売の「キノトマ」(出雲市渡橋町)は、毎週土曜に工房を開放し、オーガニックのナッツやドライフルーツの量り売りを始めた。店主の青木麻衣さん(42)は「環境に意識を向けるきっかけにしてほしい」と願う。

 精肉店などで今も残る量り売りは、一昔前は八百屋や乾物店で主流の販売スタイルだった。環境保護意識の高まりで見直され、近年全国的にバルクショップの開店が相次いでいる。

 キノトマは、有機レーズンや自家製こうじからおこした「酵母」を使ったシンプルながら味わい深いパンが人気。材料はオーガニックや地元産を選び、委託販売を中心に販売している。

 バルクショップは今年3月に始めた。3年前に東京からUターンした青木さんが、オーガニックの食材を気軽に入手できる店が少なく苦労した経験から、「パンや菓子に使うドライフルーツを多めに仕入れれば、地域の人も楽しみながら買える」と思いついた。

 量り売りをするのはマンゴーやパイナップル、クランベリーといったドライフルーツや、カシューナッツ、クルミ、ペンネなど20~25種類。それぞれ20グラムから購入できる。

 開店時間は午後2~5時。自家製酵母パンや菓子も販売する。開店状況はインスタグラム(kinoto_ma)を確認する。

  (大迫由佳理)