勝負事を進める上で「言葉」の力は大きい。そう思わせる、激闘の末の歓喜だった。

 昨年まで2年連続リーグ最下位チーム同士の対戦となったプロ野球日本シリーズは、ヤクルトが4勝2敗でオリックスを下し、20年ぶり6度目の日本一に輝いた。高津臣吾監督が選手を奮い立たせ、結束を生んだのが「絶対大丈夫」という言葉だ。

 指揮官がこの言葉を使ったのが、3位で迎えた9月7日の首位・阪神戦。それまで3勝10敗2分けと大きく負け越す天敵。3・5ゲーム差逆転に向け、もう一つも落とせない状況で、こう檄(げき)を飛ばした。

 「絶...