ほうじ茶と鹿児島県の徳之島産のショウガを交ぜたオリジナル茶葉の販売を、浜田市新町の茶販売店「平野屋」が始めた。「架け橋ブレンド掬(むす)び芽」と名付け、浜田と徳之島の魅力をアピールする。
ほうじ茶をベースに、徳之島の辛みが強いショウガの砂糖漬けや数種類のスパイスをブレンドし、すっきりとした味に仕上げた。
平野屋のスタッフが昨夏、徳之島でゲストハウスを運営する中林香奈代さん(28)から取り寄せた自家製ジンジャーエールが「衝撃が走るほどのおいしさ」だったため、話を持ちかけた。
同じころ、浜田市金城町七条で養蜂業を営む渡辺浩則さん(57)のはちみつを知り、オリジナル茶と合わせることで優しい口当たりに変化することから、セットでの販売を決めた。
セットは掬び芽(15グラム)とはちみつ(120グラム)、茶せんをモチーフにした竹製マドラー1個、2種類の茶葉(6グラムずつ)。1セット3千円。
問い合わせは平野屋、電話0855(22)0236。
(村上栄太郎)