熱戦を繰り広げる選手たち=島根県川本町川下、町民球場
熱戦を繰り広げる選手たち=島根県川本町川下、町民球場

 中学生女子軟式野球大会フィルティーズカップが18日、島根県川本町などで2日間の日程で開幕した。中国、近畿から過去最多の9チームが参加し、熱戦を繰り広げた。

 中国5県と兵庫県のクラブチームや選抜チームが参加した。初日は、川本町の町民球場と島根中央高校グラウンド、大田市の大田市民第二球場の3会場で、3チームによるリーグ戦で競った。

 岡山県のクラブチーム岡山スカイエンゼルスの早乗寧々主将(14)は「他チームのうまい選手の技術を学び、自分の成長につなげたい」と話した。

 19日は決勝リーグ戦や交流戦がある。

 大会は女子野球で地域活性化に取り組む川本町や、島根県内の女子野球チームでつくる実行委員会が開き、8回目を迎えた。関係者は、大会を機に選手が川本町を知り、女子硬式野球部のある島根中央高に進学してもらいたいと考えている。

 (佐伯学)