【益田】高さ約2・5メートルの門松が島根県益田市本俣賀町の「よりあい花壇」にお目見えした。地元住民でつくる「梅賀山いきいき会」のメンバーが協力して仕上げ「JRの乗客や道行くドライバーに、一足早い迎春ムードを楽しんでもらいたい」と話した。
生きがいづくりや世代交流、地域活性化を狙いに、同会が市社会福祉協議会の助成金30万円を活用し、本年度からJR山口線沿いの休耕田10アールに花壇を整備。
14、15日にメンバー17人が作業し、松竹梅やナンテン、ハボタンをバランス良く配した門松を設置した。近くに植えたパンジーなども見頃を迎えた。
同会のよりあい花壇部会長、松永唯雄さん(74)は「6月以降毎月1回集い、看板設置や季節の草花の植栽に取り組んでいる。多くの人に見てもらえればうれしい」と話した。
(中山竜一)