大学入学共通テストが終わり、これから3月にかけて大学や高校の一般入試が控える。受験シーズンになると趣向を凝らした験担ぎグッズやスポットが注目を集める。山陰両県の験担ぎを調べた。(Sデジ編集部・吉野仁士)
★合格の「5角」鉛筆

マークシート形式の大学入学共通テストは鉛筆が必須。受験シーズンになると「合格」に掛けて五角にした鉛筆が文房具店の店頭に並ぶ。
学問の神様、菅原道真を祭る菅原天満宮(松江市宍道町上来待)では、学業成就を祈念する5色の5角鉛筆が人気。赤、黄、緑、白、紫色が1セットになった鉛筆は、英数国理社の5教科の学力増進を願ったものという。学業成就に向けて神社で願掛けをしたもので、1セット600円。

天満宮では受験合格の祈願を受けることができ、多くの受験生が参拝する。コロナ禍で外出が難しい受験生に配慮して、ファクスで祈願を申し込めば、お札やお守りが送付される。
★滑り止めの砂