本紙をより生活に生かすための「大人の新聞教室」が25日、雲南市木次町新市の新市交流センターであった。地元住民22人が、山陰中央新報製作センターしんぶん学(まな)聞(ぶん)館の担当者から新聞の読み方を学び、クイズに挑戦した。
参加者は新聞が記録や保存に適していることや、政治やスポーツ、事件などの話題が網羅的に掲載されているといった特長のほか、記事の1段落目に、記事全体を説明する要素が入っていることなどを教わった。
一つの記事に「ク」「イ」の文字がいくつあるか探すクイズを楽しんだほか、指先を使って、紙面を折りたたんだり丸めたりする認知症予防活動にも取り組んだ。
大島修さん(90)は「新聞を毎日見ることも脳のトレーニングになる。時代についていくことにもつながる」と話した。
教室は、地域自主組織「新市いきいき会」が開いた。
(狩野樹理)
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「大人の新聞教室」は無料。連絡先は編集局読者室、電話0852(32)3414。