新聞を広げ、紙面の構成について学ぶ生徒たち∥益田市横田町、横田中学校
新聞を広げ、紙面の構成について学ぶ生徒たち∥益田市横田町、横田中学校

 益田市横田町の横田中学校で1日、新聞教室があり、1年の生徒27人が新聞に親しみながら記事の構成や見出しの付け方を学んだ。

 生徒たちは当日の紙面をめくり、答えを探すクイズに挑戦し、身近な地域の話題から世界情勢まで幅広く知ることができる新聞の特性を理解した。

 講師は山陰中央新報社益田総局の担当者が務め、結論から先に書く「逆三角形」の文章構成や記事の書き出しとなるリード(前文)の役割を説明した。

 夏の高校野球島根県大会の号外紙面を使った見出しの作成にも取り組み、生徒たちはニュースの大切な要素や言葉を選び出し、限られた字数で伝える難しさに触れた。

 同校1年は校外活動で島根県津和野町を訪れ、取材した内容を新聞にまとめて11月の文化祭で発表する。福田空翔(つばさ)さん(13)は「少ない文字数で、目立つ大きい文字の見出しを付けたい」と話した。(吉田雅史)