


長引く新型コロナウイルス禍、マスクを着用しているからこそ目元の化粧で変化を楽しみたい。2022年春夏のトレンドである「意志のある強い女性」を表現する化粧を資生堂ジャパンの都田佳代子さん(38)に聞いた。 (坂上晴香)
まず、ファンデーションは薄く仕上げ、フェースパウダーを塗布してツヤを出す。芯の強さを演出するのは、目元のメークだ。
黒のアイライナーでまつげの際を埋め、目尻は地面と水平に長めに引き、目を閉じたときに平行四辺形の形に見えるように整える。
ここでラインを太く引きすぎると、二重の幅をつぶす恐れがあるので気を付ける。
アイシャドーは暗めの色で、まつげの際に引いたアイラインをぼかすようにチップで塗る。
まぶた全体には「透け感」を演出するため、ラメが入った明るめのカラーをのせる。指でポンポンとのせていくのがポイントだ。
都田さんは「メークは楽しい気持ちになり、自分らしさを表現できる。前向きな新しいチャレンジを応援したい」と話す。