息の合ったマーチングを披露する大田西中学校の吹奏楽部員=大田市仁摩町仁万
息の合ったマーチングを披露する大田西中学校の吹奏楽部員=大田市仁摩町仁万

 ステージ上の限られた範囲で演奏する「第20回マーチングステージ全国大会」に、大田西中学校(大田市仁摩町仁万)吹奏楽部が島根県の中学勢として初めて出場し、優秀賞に輝いた。新型コロナウイルス禍で動画審査となったが、キレのある動きや演奏で高い実力を示した。

 

 マーチングステージは30メートル四方の範囲で演奏する「マーチングバンド」より狭い18メートル四方が舞台で、少人数でも効果的なパフォーマンスがしやすい。

 大田西中は、角国孝広顧問(50)が着任した2019年にマーチングに取り組み始め、21年にマーチングバンド全国大会に初出場(動画審査)。ステージ全国大会は過去の実績などを基に、主催する日本マーチングバンド協会の県組織や中国支部の推薦で出場権を得た。

 大会は当初、横浜市で2月中旬に開催予定だったがコロナ禍で4月9日の動画審査に変更となった。練習できない期間が続いていた大田西中の部員15人は3月下旬、急ピッチで仕上げて規定範囲の床で動画を撮影。「ふるさとの空と風」をテーマに約5分間、軽快なテンポの曲を演奏しながら隊列を広げたり、体を揺らしたりして表現し、高い評価を得た。

 高橋柑汰(かんた)部長(14)=3年=は「横浜に行けなかったのは残念だったが、みんなで協力して一つ一つの形をきれいにできた」と喜びに浸った。
  (曽田元気)