鳥取県内各地の工芸品を集めた展示即売会「とっとりの手仕事展」が米子市角盤町1丁目のJU米子高島屋で開かれ、県産木材を使用した日用品などが来場者の関心を集めている。31日まで。入場無料。
鳥取市吉岡温泉町の「銘木(めいぼく)工房ゆら木(ぎ)」は鳥取県産のケヤキを使ったマグカップやカッティングボードを並べた。ケヤキは水に強く耐久性があるといい、商品は固い材質が特徴。境港市竹内町の「工房ゆみはま」は伝統工芸「弓浜絣(がすり)」を並べ、絣を使った縁起物のカメやツルが目を引く。
即売会は県内各地の工房や窯元の作品を広く紹介しようと、同店が企画。今年で14回目で、8市町の17事業所が陶芸、染色・布もの、木工、アクセサリー、玩具雑貨を並べた。
JU米子高島屋の川上幸美販売促進・宣伝担当課長は「生活がちょっと豊かになる作品を手にとってほしい」と呼びかけた。
開場時間は午前10時~午後7時。最終日は同4時まで。