日銀の黒田東彦総裁の「家計の値上げ許容度が高まっている」との発言に対し、物価高に苦しむ家計の実態からかけ離れているとして批判が強まっている。講演原稿の準備段階でも組織内で異論が出ず、素通りして発信された。日銀の国民目線を欠く「公家体質」が浮き彫りとなり...