創刊140周年を祝い鏡開きをする参加者=浜田市黒川町、浜田ワシントンホテルプラザ
創刊140周年を祝い鏡開きをする参加者=浜田市黒川町、浜田ワシントンホテルプラザ

 山陰中央新報の創刊140周年記念祝賀会が9日、浜田市黒川町の島根浜田ワシントンホテルプラザで開かれた。県西部の販売所長ら約30人が節目を祝い、読者や地域の信頼や期待に応えるよう結束を強めた。

 山陰中央新報の前身、山陰新聞の第1号発行は1882年5月1日。山陰中央新報社の松尾倫男社長は「販売所のご努力で積み重ねることができた年月だ」と感謝し、幅広い読者のニーズに応えるデジタル媒体の活用などを例に「次の10年、20年に向けて手を尽くしていく」と述べた。

 参加者は販売エリアごとの販売網の維持や販売部数の増加につながる取り組みについて意見交換。鏡開きや記念撮影会、抽選会もあり、親睦を深めた。

 川戸販売所(江津市桜江町谷住郷)の川村泰男さん(51)は「現在のお客さまを大事にしつつ新規開拓を進めていきたい」と話した。

 (中村成美)