第76回島根県中学校優勝野球大会(島根県中体連、山陰中央新報社など主催、島根電工特別協賛)の組み合わせ抽選会が22日、出雲市内であり、出場22チームの対戦相手が決まった。大会は7月25日から4日間、出雲市の県立浜山球場を主会場に開かれる。
昨年の大会を制して全国優勝まで駆け上がった大田二は、石見地区大会覇者として出場し、初戦の2回戦で河南―益田の勝者と対戦。出雲地区優勝の斐川西は、2回戦で東出雲―大田一の勝者と当たる。
優勝争いは、安定した投手陣で連覇を狙う大田二、選手層が厚く打線に切れ目がない斐川西が軸になりそうだ。投手を中心に守りが堅い松江四、走攻守のバランスが取れた大東や浜山、益田東なども上位をうかがう。
今年は開閉会式を実施する。開会式は25日、県立浜山球場と浜山少年野球場の初日第1試合に出場する4チームと、開催地・出雲市1位の斐川西が参加して行う。斐川西の小村直主将が選手宣誓する。
一般客の観戦はできるが、新型コロナウイルス感染対策でマスク着用や来場者記録票の提出が必要になる。
上位2チームは、8月6日に鳥取市で開幕する中国大会に出場する。
(佐野翔一)