参院選鳥取・島根合区選挙区への投票を呼びかけるポスター。トリピーとしまねっこがそろい踏み
参院選鳥取・島根合区選挙区への投票を呼びかけるポスター。トリピーとしまねっこがそろい踏み

 きょうは今年に入って183日目。1年365日を二分する「真ん中の日」であり、後半への折り返しの日でもある▼6月22日に公示された参院選も、10日の投開票に向けて後半戦に入った。鳥取・島根合区選挙区には5人が立候補しているものの、名前を連呼する選挙カーを見ることはまれだ。東西約320キロ、面積約1万200平方キロに及ぶ選挙区はやはり広過ぎる。国政選挙を実感できない人も多いだろう▼辛うじて実感できるのが、候補者のポスターが張られた掲示板くらい。松江市内では見ないが、先日、鳥取県西部を訪ねた際、〝6人目〟の位置に奇妙なポスターが張られているのを見つけた▼山陰のゆるキャラ界の人気を二分する、鳥取県マスコットキャラクターのトリピーと、島根県観光キャラクターのしまねっこが仲良く並ぶツーショット。広く投票を呼びかけようと、鳥取、島根両県の合同選挙区選挙管理委員会が作製したもの。合区でなければ実現しなかった人気者のそろい踏みだ▼<この一票、私にできる、意思表示>という、過去の選挙啓発キャッチフレーズの入賞作とともに、人気者2体が見つめる先に太く書かれたフレーズが<この選挙、託す一票 ゆるくない>。候補の顔が見えないからといって政治を諦めてしまっては、目の前の生活は変わらない。物価高、コロナ対策と身近な争点も多い。託す一票はゆるくない。(健)