【自民】

 細田重雄島根県連会長 経済対策と社会保障の充実を図り、東京一極集中是正や中山間地域・農林水産業の振興、国土強靱(きょうじん)化など、地方の活力創出の必要性を訴えた。人口減少が続き、合区による政治過疎への危機感を共有する両県民の共感を得たと確信する。

 

 石破茂鳥取県連会長 合区の選挙区は広大で、候補者が有権者に直接話す機会が限られ、政策がなかなか浸透しない難しい選挙だった。しかし2期12年の実績と実行力、山陰の発展なくして日本の発展はないとの強い思いに多くの支持が得られたと確信している。

 

【立民】

 川井弘光島根県連幹事長 政治家として実績がない無名の新人であり、鳥取在住で島根に全くなじみのない候補を一人でも多くの県民、有権者に知っていただくため工夫と努力をしてきた。できる限りのことはやり遂げた。活動が実を結ぶことを信じている。

 

 浜田妙子鳥取県連代表 村上候補の擁立決定は4月で知名度不足の懸念があったが、若さと行動力で東西330キロの広域な選挙区を縦横無尽に駆け抜け、訴えを浸透させることができた。有権者とのふれあいに課題があり、合区解消は不可欠だ。

 

【公明】

 遠藤力一島根県本部代表 「経済再生し賃金アップ、全世代を守る社会保障の充実、安全保障に全力」を掲げ訴えた。物価高騰などで生活不安が募る中、日本を前へ進めるのは公明党だ。自民県連と選挙協力協定を結び支援した。難局を自公政権で乗り越える。

 

 銀杏泰利鳥取県本部代表 激動の時代に突入した中、日本の将来を託す重大な選挙になった。危機の時こそ、自公の安定した政権と、機動力があり迅速な対応を行う公明党の力が必要だと訴えた。自民党県連と政策協定を結び、選挙協力を進めることができた。

 

【維新】

 国頭靖鳥取県総支部幹事長 有権者へ政策を訴える貴重な選挙となった。特定の団体や組織からの応援を受けない、しがらみのない真の改革政党として国民、有権者の目線に立った政治を訴えた。SNSなどさまざまな媒体を使いながら訴えを伝えることができた。

 

【共産】

 上代善雄島根県委員会委員長 憲法9条を生かした外交で東アジアに平和をつくろうとの訴えに共感が広がった。物価高騰を受け、消費税の5%減税とインボイスの中止、賃金引き上げを訴えた。共産党への1票は暮らしを守る1票という期待が高まっている。

 

 岩永尚之鳥取県委員会委員長 自民党などによる軍拡や憲法改定の大合唱に正面から対決し、憲法9条を生かすことや消費税減税、原発ゼロなどを訴えた。訴えを届けるほど、支持や期待も広がる選挙となった。大接戦、大激戦を勝ち抜き、必ず勝利する決意だ。

 

【国民】

 森本秀歳島根県連代表 給料を上げる、国を守るをテーマに掲げ、積極財政への展開や人づくりへの投資を訴えた。ガソリン価格を下げるトリガー条項凍結解除も政権与党と交渉する。電気料金の値下げについても訴えた。議席獲得につながると確信している。

 

 前原誠司鳥取県連代表 「給料を上げる。国を守る」ことを掲げて戦った。少数政党だが「対決より解決」を掲げ、時には与党と粘り強く交渉し、公約を実現してきた。公約を守らない政治にうんざりしている人こそ、1票を託していただきたい。

 

【社民】

 清水勝島根県連代表 対話による平和外交の推進と、教育、社会保障費の充実を訴えた。大企業の内部留保に課税強化を行うとともに、消費税3年間ゼロや年金0.4%引き下げ中止なども訴えた。「がんこに平和・くらしが一番」の政治を目指す。

 

 松本煕鳥取県連代表 消費税を3年間ゼロにし、大企業の内部留保に課税して困窮する国民の暮らしに充てることや、労働者の賃金引き上げで可処分所得をプラスにし、格差や貧困からの脱却を訴えた。有権者に社民党の訴えが届いたと受け止める。