JR西日本が利用客の少ない地方路線の一つとして公表し、廃線の可能性も取り沙汰されるJR木次線が、小学館の人気鉄道漫画「テツぼん」(永松潔、原作・高橋遠州)に登場して話題になっている。鉄道オタクで国会議員の主人公が全国の路線を巡って魅力に触れる内容。利用促進が叫ばれる中、木次線の知名度向上につながりそうだ。
(中島諒)
作品は漫画誌・ビッグコミックオリジナルで長期連載中。主人公の仙露鉄男が鉄道知識を生かしながら地域の政治課題に切り込んでいく物語で、現在までに単行本31巻を刊行している。
6月20日発売の2022年13号から「島根編」が始まった。参院選を前に鳥取・島根合区選挙区の応援のため県内入りした仙露が、...