松江市南田町の吉岡三郎さん(93)は、兵士を志願した熱烈な軍国少年だった。銃剣術の訓練を受け、警防団員として空襲での火災に備えて建物を解体する建物疎開の作業に携わった。「勝つためになんでも力になろうと思った」という少...