自治体は、首長と議員の両方を選挙で選ぶ「二元代表制」で運営されている。しかし災害発生時、対策の陣頭指揮を執る首長に比べ、議員や議会の存在感は乏しいのが実情だ。「住民代表として、どう災害対応に関わるべきか」。各地で模索が続いている。

 宮城県議会には苦い経験がある。2011年3月の東日本大震災の影響で、5月まで議会がストップ。...