中海が見渡せる絶景を背後にペダルをこぐ参加者=鳥取県伯耆町丸山
中海が見渡せる絶景を背後にペダルをこぐ参加者=鳥取県伯耆町丸山

 国立公園・大山の山麓を自転車で巡る「米子サイクルカーニバルinよどえ」が4日、米子市淀江町内を発着点に開かれ、鳥取県内外の約230人が絶景や豊かな自然を楽しみながら61・4キロのコースを駆け抜けた。

 温泉施設・白鳳の里(淀江町福岡)を出発し、上り坂の高低差を合計した「獲得標高」が1085メートルに達するアップダウンの激しいコースに挑戦した。晴天の下、沿道の住民に手を振ったり、互いに声をかけ合ったりしながらさっそうとペダルをこいだ。

 米子日吉津商工会が住民の協力を得て開催。コロナ禍の影響で3年ぶりとなった今回、感染対策としてスマートフォンによる非接触の通過確認方式を取った。来年が節目の30回で、国際大会を目指そうと在日外国人によるモニタリングツアーも同時に催した。

(井上誉文)