季のクラブコンセプトを示し、開幕に向け意気込む島根スサノオマジックの選手とポール・ヘナレ監督(左から4人目)=松江市西浜佐陀町、松江イングリッシュガーデン
季のクラブコンセプトを示し、開幕に向け意気込む島根スサノオマジックの選手とポール・ヘナレ監督(左から4人目)=松江市西浜佐陀町、松江イングリッシュガーデン

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが9日、2022~23年シーズンのクラブコンセプトを「風を起こそう。」にすると発表した。チャンピオンシップ(CS)での優勝に向け、島根から新たな風を起こしたいとの思いを込めた。主将には安藤誓哉が2季連続で選ばれた。

 クラブコンセプトと主将は同日、松江市内で開かれた選手、監督、クラブ幹部らによる記者会見で発表された。選手は11人のうち体調不良者や母国への帰国者を除く7人が出席した。

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 クラブを運営するバンダイナムコ島根スサノオマジックの中村律COO=最高執行責任者=は「(Bリーグ)チャンピオン、2026年に開幕する『新B1リーグ』参入を目指す上で、どうあるべきかを全社員で考えた」とコンセプト決定の経緯を説明した。

 会見では、監督と選手が一人一人決意を表明し、ポール・ヘナレ監督は「選手たちと一緒によりよい結果を残したい。ファンの皆さんに後押ししてほしい」と話した。

 島根は10月1、2の両日、アウェーで新潟アルビレックスBBとの開幕2連戦に臨み、新シーズンをスタートさせる。津山尚大、谷口大智が加わった新体制で、昨季は準決勝で敗れたCSでの優勝を目指す。
      (三浦純一)