第7回安来市平和のつどいが18日、布部ふれあい体育館(安来市広瀬町布部)で開かれた。平和への願いを記したあんどん約2千個が展示されたほか、広島原爆被爆者のビデオメッセージ披露などがあり、市民約300人が平和の尊さをかみしめた。
あんどんは市内の小中学・高校や各種団体などが制作。画家・加納莞蕾(1904~77年)の平和思想を伝える地元の加納美術館を修学旅行で訪れた縁で浜田市や大田市の小学校からも寄せられた。「もう絶対に戦争がおきませんように」などと記してあり19日も展示する。
つどい実行委員会の万波朋広会長は、莞蕾が旧布部村長を務めた1956年に「布部村平和五宣言」を出すなど、この地でいち早く平和運動が進んだ歴史を紹介。「戦争を体験した世代が少なくなっており、次の世代に語り継がないといけない」と訴えた。
被爆者の古家美智子さん(80)=広島県東広島市=はビデオメッセージで「生き残った私にできることは理不尽な死を迎えた方の代わりに被爆体験を伝えることだ」と説いた。安来市広瀬町奥田原の故・藤原隆さんの従軍体験記「ラバウル戦記」も紹介された。
(桝井映志)













