3年生19人が28日、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から新聞作りの基本を学んだ。今月実施した職場体験の様子をまとめる新聞の制作に生かす。
職場体験は教員からメモの取り方や「5W1H」を意識することなど取材のこつを学習した上で臨んでおり、新聞教室では記事の書き方からレイアウトまでの基本を学んだ。
清水担当は記事の執筆、見出しを付けるときにも5W1Hが役立つことを説明。「いい新聞を作るには新聞を読もう」と、新聞の構造を踏まえた上手な読み方を教えた。生徒は本紙の1面から最終面まで全ての見出しに10分間で目を通す作業に挑戦し、新聞に親しんだ。
佐藤亜樹さん(14) 新聞には見出しや逆三角形の文章など伝えるための工夫がしてあることが分かった。習ったことを生かして読者の目を引く新聞を作りたい。
大熊湧喜さん(15) 10分間で新聞に目を通した時、最初は内容が頭に入ってこなかったけど、途中からすらすら読めて内容も理解できたのが印象に残った。