ひとまるくんの木像を搬入する柿本人麿1300年祭推進委員会のメンバー=益田市常盤町、市役所
ひとまるくんの木像を搬入する柿本人麿1300年祭推進委員会のメンバー=益田市常盤町、市役所

 益田市ゆかりの万葉歌人・柿本人麻呂(人麿)をキャラクター化した「ひとまるくん」の木像が、市役所ロビー(益田市常盤町)で展示され、2023年度に控える人麻呂没後1300年のPRに一役買っている。14日まで。

 キャラクターは柿本人麿1300年祭推進委員会(尾庭昌喜委員長)が公募を経て5月に決定。木像制作は、世界的チェーンソーアート作家の林隆雄さん(50)=山口市在住=に依頼した。スギ材を使った高さ1・5メートル(本体高さ1・2メートル)、直径60センチ、重さ110キロで、歌人らしく紙と筆を手にしている。

 推進委の大賀秀毅さん(69)=益田市戸田町=は「立体的で素晴らしい出来栄えだ」とし、1300年祭のPR強化につながると期待。17日から高津公民館(益田市高津2丁目)でも展示される。

 (中山竜一)