山林業などを展開する「たなべたたらの里」(雲南市吉田町吉田)が運営するアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・たたらの里」(同)が完成し、21日に報道公開された。立ち木をそのまま活用しワイヤ伝いに滑り降りる遊具「ジップライン」など自然を満喫できる。22日にプレオープンする。
約1万平方メートルの山林資源を活用し、近くに吉田川が流れる。高い所で地上14メートルの木の周りを歩くことができ、吉田の町並みが一望できる川の上空20メートルから、170メートルを滑り降りるジップラインのほか、木々の間を渡るロープや網、空中に設置された網縄に飛び込む「ターザンスイング」などがあり、安全帯を着けて楽しむ。
プレオープン期間は12月下旬まで。利用料金は身長140センチ以上または小学4年生以上が体験できる「アドベンチャーコース」の基本プランが1人3800円、身長110センチ以上の子ども向けの「キャノピーコース」が1人2800円。営業時間は午前9時~午後5時(受付時間は午前9時~午後3時)。月曜定休。予約優先で、電話090(9001)3214。
グランドオープンは2023年4月の予定で、地域開発部の井上保樹部長(49)は「新たな森林空間の活用にチャレンジしていく」と話した。
(狩野樹理)