気候変動や森林伐採、環境汚染などによって生物多様性の喪失は加速している。この流れに歯止めをかけるため、今年12月にカナダで開かれる国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)では、2030年までの生態系保全の新たな国際目標採択が期待される。本来は20年に策定予定だったが、コロナ禍の影響で議論は大幅に遅れ、目...