持ち帰りギョーザ専門店が松江市東出雲町錦新町6丁目に9月オープンした。居酒屋経営から転身した店主が、県外の専門店に教わった秘伝レシピで作る。
店名は「生餃子おちょぼさん」。和風に味付けしたジューシーな鳥取県産の豚肉と国産キャベツを、パクッと食べられる一口サイズに包む。
新型コロナウイルス禍で、市内の居酒屋を畳んだ永瀬公人さん(46)が、ギョーザブームをきっかけに発起。若者や女性に気軽に立ち寄ってほしいと、ポップな外装やパッケージデザインを妻の令良さん(29)が手がけた。
永瀬さんは「おいしいものを食べると、誰でもその瞬間は幸せになる。自分の持ってる力を生かして人を喜ばせたい」と、白ネギやシジミなど地元食材を使った商品開発にも乗り出す予定だ。
午前10~午後7時。無休。ギョーザは45個入りで1200円。生と冷凍がある。電話0852(67)7229。 (今井菜月)