作品を説明する島村勝さん=米子市灘町3丁目、丸京庵市民ギャラリー
作品を説明する島村勝さん=米子市灘町3丁目、丸京庵市民ギャラリー

 【米子】明るい色彩をテーマにした油絵に取り組む島村勝さん(79)=松江市菅田町=の個展が2日、米子市灘町3丁目の丸京庵市民ギャラリーで始まった。山陰両県の美しい風景や人物画といった36点が来場者を和ませている。6日まで、入場無料。

 島村さんは美術館巡りが好きだったのが高じて26年前に油絵を始めた。80歳を目前にし、集大成を披露しようと個展を開いた。

 宍道湖の夕日や松江城を題材にした近作を中心に会場に並べた。なかでも「新緑の大山」は完成に5カ月をかけた100号の大作。鳥取県江府町役場から見た迫力ある大山を描いた。

 島村さんは「明るい色彩の作品が多い。絵を見て元気になってくれればうれしい」と来場を呼びかけた。

  (坂本彩子)