浜田市金城町出身で、今季限りでプロ野球・広島東洋カープの監督を退任した佐々岡真司さん(55)が1日、浜田市役所を訪れ「多くの人に試合を見に来てもらった」と、故郷からの応援に感謝した。
今季はクライマックスシリーズ進出を懸け終盤まで争ったが5位に終わった。砂川明副市長と面会し「浜田のファンの期待に応えられず申し訳ない」とわびた。その上で野球場を訪れた浜田市の関係者が、ベンチからでも分かるぐらい大きく手を振ってくれたといい「力になった」と感慨深げに振り返った。
佐々岡さんは浜田商業高校からNTT中国を経て、1990年にドラフト1位で投手として広島に入団。2007年に引退後、15年から投手コーチ、20年から監督を務めた。今後は指導などで浜田市と関わることを検討するという。
(宮廻裕樹)













