飲食店情報サイト運営のぐるなび(東京都)が、販路拡大支援などに取り組む浜田市の水産加工業者や広島市の飲食店と連携し、ノドグロのあらや身を使ったラーメンを開発した。
広島市の人気ラーメン店「衝青天(せいてんをつけ)」が、水産加工業のシーライフ(浜田市原井町)からノドグロの身、あらを仕入れてアレンジした。だしは、あらを煮出した「こってり系」と、圧力鍋で抽出した「あっさり系」の2種類があり、どちらも塩だれと合わせた。ノドグロの風味と香りの強さが特徴という。2月10日まで百貨店そごう広島内の店舗で、1杯1480円で販売している。1日各10食限定。
浜田市に派遣された、ぐるなび社員の西田一平さん(35)が、前任地の広島県で交流があったラーメン店にメニュー化を持ちかけた。「ただ魚を出荷するだけでは面白くない。メニューを浜田でも出せるように方法を考えたい」と話した。 (森みずき)