法制審議会の部会が「魂の殺人」と呼ばれる性犯罪の処罰要件を明確化する刑法改正の要綱案をまとめた。抵抗が著しく困難な程度の「暴行・脅迫」をしたなどとする現行要件は曖昧で、被害者の状況を踏まえない無罪判決の要因とも言われてきた。「同意しない意思」に重点を置いた今回の案を、被害者団体は一定程度評...