【川本】コンピューターゲームの「eスポーツ」を健康づくりに生かすイベントが19日、島根県川本町川本の悠邑ふるさと会館であり、高齢者が自動車レースや音楽ゲームを体験した。
参加者は地元の島根中央高校の生徒や島根県eスポーツ連合のスタッフからルールや機器の操作法を教わり、ゲームに挑戦した。
レースゲームでは自動車のハンドルやアクセル、ブレーキを模したコントローラーを、両手両足を使って操作した。太鼓型の機器をたたく音楽ゲームでは、リズムに合わせて太鼓の中央や端をバチでたたき、得点を重ねた。参加者は「難しい」「良い汗をかいた」と楽しんだ。原田ヤス子さん(76)は「いい頭の体操になった」と話した。
LINE(ライン)やインスタグラム、ユーチューブの使い方を学ぶコーナーもあった。
県やシステム開発のWillさんいん(松江市朝日町)などが開き、町民ら47人が参加した。 (佐伯学)