島根県吉賀町は2日、町長など特別職の給与を減額する条例案を提出した。公設民営化を検討する町内の六日市病院への財政支援で、長期的に町財政への影響が見込まれるため。2023年度一般会計当初予算編成で、町内事業者・団体への補助事業を10%カットしたことを受け、町三役も身を削ることにした。

 4月から1年間、町長は10%、副町長と教育長は5%カットし、221万5297円分となる。削減部分は、町単独財源の補助事業の10%カット分2583万9千円とともに、地域福祉基金に積み立てる。

 2日開会の3月定例議会で明らかにし、...