日本の少子化が加速している。2022年の出生数は人口推計より11年早く80万人を割り込んだ。1899年の統計開始から初めてだ。こうした状況を受けて、岸田首相は「異次元の少子化対策」を表明した。

 少子化の理由を巡っては専門家などがさまざまな分析を加えているが、出産可能な女性人口が驚異的に減...