山陰両県の県議選は複数の選挙区で無投票となり、有権者は選択の機会を得られなかった。島根県議選安来選挙区(定数2)はプロテリアル(旧日立金属)安来工場などの労組でつくる安来市労働組合協議会が1983年以降、候補を擁立してきた歴史が途切れ、選挙戦とならなかった。有権者は無投票をどう受け止め、新県議に何を期待するのか。告示日の31日、声を拾った。...