1986年、島根県教育委員会の分布調査により、出雲市斐川町下阿宮の標高207・9メートルの山頂で古代寺院跡が発見された。そこは通称天寺平(てんじびら)と呼ばれていることから、天寺平廃寺と名付けられた。下阿宮の真言宗延命寺があったとの伝承があり、由緒記には「天王寺平」として記されていることが注目される。
報告によれば、山頂の平坦(へいたん)部に南北二つの礎石群が残る基壇(きだん...
1986年、島根県教育委員会の分布調査により、出雲市斐川町下阿宮の標高207・9メートルの山頂で古代寺院跡が発見された。そこは通称天寺平(てんじびら)と呼ばれていることから、天寺平廃寺と名付けられた。下阿宮の真言宗延命寺があったとの伝承があり、由緒記には「天王寺平」として記されていることが注目される。
報告によれば、山頂の平坦(へいたん)部に南北二つの礎石群が残る基壇(きだん...
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