石見銀山(大田市)を舞台にした小説「しろがねの葉」で、直木賞を受賞した千早茜さん(43)のトークイベントが16日、大田市大田町の市民会館であった。千早さんは取材・執筆時のエピソードや小説で描こうとした世界観、銀山の魅力を語り、市民やファン約700人が聴き入った。
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直木賞受賞が決まった直後の記者会見で履いていた銀色のブーツと、銀山の間歩(坑道)をイメージした黒色の服で登壇。
執筆の経緯について、2011年に石見銀山遺跡を訪れた際、ガイドに「銀山の女性は夫を...