隠岐の島署は24日、携帯電話サイト利用料名目で、島根県隠岐の島町在住の40代女性が現金10万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
同署によると、女性は19日、携帯電話に「未納に関するご連絡」とのショートメッセージを受け取った。記載された番号に電話すると「NTTドコモファイナンスのウツギ」を名乗る男に「バニラというサイトの未納料金がある。日本個人データ保護協会の返金制度があるので、いったん登録料金を支払って」と言われ、現金自動預払機(ATM)から指定された口座に10万円を振り込んだ。
20日、日本個人データ保護協会を名乗る男から「他にも複数の未納料金がある」と電話を受け、同署に相談して詐欺が発覚した。