山陰中央新報の販売店でつくる山陰中央新報会の事業委員会(藤江浩貴代表委員)が21日、山陰両県各地の海辺や公園、観光スポットで一斉清掃に取り組んだ。14支部会の販売店主や従業員、地域のボランティアなど総勢230人が汗を流した。
地域貢献を目的に、夏の海水浴や観光シーズンを前に開催。以前は各支部会が別々に取り組んだが、昨年から一斉に実施し、今年は一般にも声がけして参加者を募った。
このうち松江支部会は野波海浜公園(松江市島根町野波)で開催。販売店関係者に加え、地域住民や近くのダイビングショップ「LOCO BLUE」の関係者ら計54人が海岸沿いの約500メートルで、打ち上げられたペットボトルや漁具、劣化して破片になったプラスチックや発泡スチロールを一つ一つ拾い、1時間かけてきれいにした。
稲佐の浜海岸(出雲市大社町杵築北)を清掃した藤江代表委員(斐川中部販売所長)は「予想以上に多くの人に参加してもらった。今後も定着した活動にしていきたい」と話した。 (勝部浩文)